クラピアを育てていると、「植える土って、そんなに重要なの?」と思うことがあります。
私も以前は、クラピアは丈夫な植物だから、土はそれほど気にしなくても育つだろうと思っていました。
ところが、実際にいろいろな場所で育ててみると、土の状態によってクラピアの生育にかなり差が出ることが分かってきました。
そこで今回は、我が家にあった性質の違う3種類の土にクラピアを植えて、成長を比較してみました。
「どの土が一番クラピアを育てやすかったのか?」実際の写真とともに紹介します。
3種類の土でクラピアを比較
今回使ったのは、次の3種類です。
- 真砂土
- 山土
- 雑草堆肥
それぞれ性質がかなり違うので、クラピアの育ち方にも違いが出るのではないかと考えました。

真砂土
住宅の庭などでも使われることがある土です。
比較的水はけがよい一方で、今回使ったものは乾燥しやすく、栄養分も少ない土でした。
山土
造成などで使われる土です。
今回使った山土は粘土質で、水分を保ちやすい反面、固まりやすいという特徴がありました。
雑草堆肥
庭で作っていた雑草堆肥です。
有機物を多く含み、今回の3種類の中ではもっともふかふかした土でした。
今回は、この3種類にクラピアを植えて、できるだけ同じ条件で育ててみます。
クラピアを5cm角に切って植えました
実験では、庭で育っていたクラピアをスコップで切り取り、5cm角ほどの大きさにして、それぞれの土に植えました。
左から、真砂土・山土・雑草堆肥という形で植え付け。

その後はできるだけ同じような条件で管理して、成長の違いを観察しました。
最初の段階では、それほど大きな違いはありません。
ところが、時間が経つにつれて少しずつ差が出てきました。
1週間後
植え付けから1週間。

この頃はまだ、3種類とも大きな違いはありませんでした。
クラピアがそれぞれの土に活着し始め、葉の状態も落ち着いてきました。
2週間後から差が出始めた
2週間ほど経つと、少し変化が見えてきました。
特に目立ってきたのが、雑草堆肥に植えたクラピアです。
他の2つに比べて、葉やランナーの伸び方が明らかに良くなってきました。
このあたりから、「やっぱり土って関係あるのかも」と感じ始めました。
3週間後には、さらに差が広がりました
3週間経つと、3種類のクラピアの広がり方に明らかな違いが出てきました。
特に元気だったのが雑草堆肥。

一方、真砂土では乾燥しやすく、クラピアの成長もゆっくりでした。
山土は意外にもある程度育ちましたが、土が固まりやすく、根の状態には違いがありました。
1ヶ月後、結果がはっきりしました
そして1ヶ月後。
3種類を並べて比較すると、かなり違いが分かるようになりました。

今回の私の実験では…
- 雑草堆肥
- 山土
- 真砂土
という順番でクラピアの生育が良くなりました。
ただし、これはあくまで私が使った土・環境での結果です。
「どんな雑草堆肥でも一番育つ」「山土なら必ず育たない」という意味ではありません。
では、それぞれの土をもう少し詳しく見てみます。
一番よく育ったのは「雑草堆肥」
今回もっとも生育が良かったのが雑草堆肥です。
クラピアの広がり方だけでなく、根の張りも良好でした。
今回使った雑草堆肥は有機物を多く含み、適度に水分を保ってくれました。
クラピアにとって、水持ちだけが良ければいいわけでも、水はけだけが良ければいいわけでもないということを、この実験で感じました。
適度に水分を保ちながら、根が伸びやすい状態だったことが、今回の生育につながったのではないかと思います。
山土でもクラピアは育ちました
次に良かったのが山土です。
「粘土質だから、クラピアは全然育たないのでは?」
と思っていたのですが、意外と育ちました。
ただし、土が固まりやすく、根の張り方には少し気になるところがありました。
特に庭全体がこのような土の場合は、水はけや土の硬さを確認してから植えた方がよさそうです。
私自身、粘土質で固い場所に植えたクラピアの生育が悪かった経験があります。
その経験についてはこちらの記事で詳しく書いています。
▶クラピアの植え付けで私が失敗したこと|土づくりを軽く考えた結果
真砂土では成長がゆっくりでした
今回、一番成長が遅かったのが真砂土です。

今回使った真砂土は水分が抜けやすく、クラピアにとっては乾燥しやすい環境だったようです。
ただ、真砂土だからクラピアが育たないわけではありません。
実際、クラピアはこの土でも生育しました。
今回の実験では、雑草堆肥に比べて成長が遅かったという結果です。
もし同じような土に植えるのであれば、土の乾き具合を見ながら管理した方がよいと感じました。
3種類の土を比較して分かったこと
今回の実験で分かったことをまとめると、こんな感じです。

今回の結果だけを見ると、雑草堆肥がもっともクラピアを育てやすい土でした。
ただ、ここで「クラピアには雑草堆肥を大量に入れればいい」と考えるのは少し違います。
大切なのは、水はけ・保水性・土の硬さなどのバランスだと思います。
実験して分かった「土は意外と大事」
以前の私は、「クラピアは丈夫だから、植えてしまえばそのうち広がる」くらいに考えていました。
でも、実際に3種類の土を並べて育ててみると、同じクラピアでも土が違うだけで成長に差が出ました。
特に印象的だったのは、土そのものの「栄養」だけではなく、
- 根が伸びやすいか
- 水が抜けすぎないか
- 逆に水がたまりすぎないか
といった土の状態が重要だと感じたことです。
クラピアをこれから植えるなら、苗を選ぶだけでなく、植える場所の土を一度確認しておくことをおすすめします。
まとめ
今回、3種類の土にクラピアを植えて比較したところ、私の環境では、
雑草堆肥 > 山土 > 真砂土
の順番で生育が良い結果になりました。
特に雑草堆肥では、クラピアの広がり方と根張りが良好でした。
一方で、山土や真砂土でもクラピアは育ちました。
つまり、「この土じゃないとクラピアは育たない」ということではありません。
ただ、土の状態によって成長スピードに差が出ることは、今回の実験でははっきり確認できました。
クラピアを植えるなら、苗を買う前に一度、「この土でクラピアの根はちゃんと伸びられるかな?」と確認してみてください。
あわせて読みたい
クラピアを植える場所選びで失敗した経験はこちら。
▶ クラピアを植えてはいけない?植える前に知っておきたい5つの注意点
クラピアの品種選びはこちら。

































