クラピアは、芝生のように一面に広がる丈夫な植物ですが、雑草との戦いも避けられません。せっかく美しいクラピアの庭を作っても、雑草がはびこってしまうと見栄えが悪くなってしまいます。
そこで、今回はクラピアに使える除草剤について、詳しく解説していきます。
クラピアに使える除草剤
現在、クラピアに使えるとされている除草剤で最も一般的なのがカーメックス顆粒水和剤です。
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カーメックス顆粒水和剤
カーメックスは、茎葉兼土壌処理タイプの非選択性除草剤です。つまり、雑草だけでなく、クラピアも枯らしてしまう可能性があります。しかし、希釈倍率を調整することで、クラピアへの影響を最小限に抑えながら、雑草を駆除することができます。
カーメックスを使用する際の注意点
クラピアにも影響が出る: 希釈倍率を調整しても、クラピアも地上部は葉が黄色く変色していったん枯れてしまいます。しかし、根っこが生きているので、再び芽が出てきて再被覆します。
使用方法を厳守: 使用方法や注意事項をしっかりと守り、正しく使用しましょう。
雑草の種類によって効果が異なる: カタバミなどの難防除雑草に対して効果を発揮しますが、全ての雑草に効果があるわけではありません。これは希釈倍率や気温にも影響されるようなので
YouTubeでも紹介されてる方がいるので詳しくはコチラを参考にしてみてください。
クラピアと除草剤:使うべきか、使わないべきか?
クラピアに除草剤を使うかどうか結論から言うと、必ずしも必要ではありません。クラピアの性質を活かし、こまめな手入れを行うことで、ある程度の雑草対策は可能です。
しかし、以下の状況下では、除草剤の使用を検討する必要があるかもしれません。
- 【雑草の種類や量が多い場合】特に強勢な雑草が生えている場合は、除草剤を使用することで効果的に駆除できます。「カタバミ」のように手で抜こうとしても根が土中に残ってしまうような厄介な雑草には効果的です。
- 【クラピアの生育が遅れている場合】雑草の中には他の植物の成育を阻害するアレロパシーという物質を出す植物もあります。雑草があまりに生えてクラピアの生育が阻害されている場合は、除草剤で一気に雑草を減らすことで、結果的にクラピアの成長を促進する事に繋がります。
除草剤を使わずに雑草対策をする方法
除草剤を使わずに雑草対策をする方法としては、以下のものが挙げられます。
- 【こまめな草むしり】 雑草が小さいうちにこまめ雑草を抜く
- 【マルチング】地面にクラピア専用のマルチング材を敷くことで、雑草の生育を抑制する
- 【クラピアの密度を高める】 クラピアの密度を高めることで、雑草が生えにくい環境を作る
まとめ
クラピアに使える除草剤は、「カーメックス顆粒水和剤」が最も一般的です。しかし、除草剤を使用する際には、使用方法をしっかりと守り、周辺の環境に配慮することが大切です。
もし、除草剤の使用に抵抗がある場合は、こまめな手引きやマルチングなど、除草剤を使わない方法も検討してみましょう。